休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

車内での過ごしかた

18きっぷは一度の乗車が長いので車内での過ごし方によっては退屈しがちですが、今回に限っては全く退屈を感じる暇はありませんでした。なんせその日の行き先からホテルまでなあんにも決めずに朝出発しているわけですから、その日の終着をどこにするのかをまず決める、という前に、今乗った電車をのりついていくと、深夜0時までギリどこまで行けるのか、を調べる作業から入ります。しかし年齢的にもギリまで乗っちゃうと体もしんどいですしただの移動になってしまうので、ギリ乗れるところまで分かった上でどこで泊まるのかを決めることになります。今回はギリ九州まで行けそうだったので、その手前の広島で泊まることにしました。広島は8月2日時点でマンボウやらの制限がかかってなかったので、夜はみっちゃんでビールが飲めそうだったからです。行き先が決まると次に楽天リーベイツ経由でエクスペディアからホテルを探して決めて予約し、それでようやく車窓の景色や旅を楽しめることになりますが、ここまで目的地を決める、ホテルを決める予約する、の作業で2時間くらい経っていることがあるので、もう次の乗り継ぎが迫っていたりして、退屈なんか感じている暇はないわけですよ。ここがまず、若い時の18切符のたびと格段に違うなあと思ったところです。

 

若い時のそれこそ10代の18きっぷの旅ではあの分厚い時刻表を持って旅をしていました。泊まるお金もなかったので、親戚や友人の家がある都市までたどり着くのがその日のミッションになります。どこで降りよう寄り道しようとか迷う余地がなかったわけですね。改札外のお店にもなかなか入れなかったので駅そばがメインの食生活で、そば一杯180円くらいだったかなあ。ただ、もう分厚い紙の時刻表なんて本屋さんでもあんまり見ないし、乗り換え案内アプリが優秀過ぎるのでルート決めには苦労をしないと思っていましたが、今から思うとあの分厚い時刻表の前の方に日本地図に路線図のページがあって、あれで空間的に位置と距離感を把握していて、それも旅の楽しみ方の1つだったんだなあと気づくことができました。

あと当時はほとんど飲めなかったお酒を乗り換えのたびに購入し、景色を眺めながらグビグビするのが大きな違いですね。車両もきれいになり、ついているトイレもきれいになことが多いのでお酒を飲んでトイレが近くなっても心配いらなくなりました。続く