休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

天外天

8月4日

中洲川端のホテルを出た僕は地下鉄の1日切符を買って博多駅に向かいました。通勤客でごった返す中リュックをコインロッカーに預け、また地下鉄で天神へ。天神で西鉄福岡駅なのか天神駅なのか混乱したのは前述の通りで、二日市駅で乗り換えて太宰府に行ってきました。太宰府でお参り・御朱印・スタバのあとまた西鉄で二日市乗り換えで今度は天神と逆方向の大牟田へ。ここで最後の青春18きっぷのハンコを押してもらい、本日のJR旅のスタートです。途中玉名駅を通過したくらいから朝からろくに食べてなかったのもありめちゃくちゃお腹が減ってき、景色そっちのけで熊本ラーメンのことを調べ始めました。しかしそんなに熊本での時間もなかったので駅近で検索したところ駅なかに天外天という誰しもがベタ褒めのお店を見つけたのでもうそのお店の想像ラーメンスープで脳内がタプタプの状態で熊本駅ホームに降り立ちましたが、その建て替えられっぷりに一瞬呆然としました。え・・なにこれ、前回は平屋の古い駅舎で、商店とかもあんまりなく路面電車ががたんがたんと発着していたのですが、もうなんか近未来な感じで、売店もデパ地下みたいな規模でいろいろあるのですが脳内タプタプ状態だったのでとにもかくにも天外天になだれ込んだのでした。

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本来ラーメンのトッピングのチャーシューを無理を言って別皿にしてもらいビールのおつまみにしたら止まらなくなったよ

( ´∀`)

朝からスタバのカフェミストしか胃に入っていないものですからもう欲望の赴くままに注文してしまい、表記の通りトッピングチャーシュー別盛りを頼んでそれが届く前にすでに一杯飲んでおり、写真のビールは2杯目であることをここに白状し、そのまま3杯目に入ったところでようやく冷静になり周りを見てみると、来る客来る客申し合わせたかのようにラーメン・ごはん・ぎょうざのコンボを決めて来るのでいてもたってもいられずすいませんぎょうざ・・となぜか小声で頼むのでした。最後にラーメンを頼みたいのでなるべく炭水化物は頼みたくなかったのですが、え、こいつまだ飲むの?という感じをこれっぽっちも感じさせずオーダーを通してくれたお兄さんはおもむろに鉄板にぎょうざをならべ、焼き作業に入りました。

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ぎょうざってすばらしい食べ物ですね!

ラーメン屋さんによくあるタイプの小ぶりのぎょうざでしたが肉汁のあまみ・肉の香りがたまらなく、いくらでも食べられるタイプのやつで4杯目のビールを空けました。これから熊本城に行く身なのに酔っ払ってはまずいと思ったのでもうビールはやめようと思い、ハイボールとしめのラーメンを注文しました。ラーメンができるまでのつなぎのためのハイボールであり、手持ち無沙汰だったためです。

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ハイボールは口直し

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この一杯のために旅に出たのかもしれない

もうなにも言葉はいらないでしょう。天外天の名に恥じぬ無限の宇宙を感じさせる、この世の全てはここにあると言っていい一杯でした。全てに満足し、当然替え玉もし(麺もうまい!)、いったい何千kcalかなんて一ミリも考えもせず、およそラーメン屋さんで支払うような金額ではない金額を支払い、よたよたと路面電車乗り場へ向かうのでした。