休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

体のことを見直してみたよ(シモのこと)

包茎手術を受けました。ひとつうえの男になりつつあります。

というのも亀頭包皮炎というのを2年おきくらいに繰り返しており、その度に泌尿器科に受診に行くのにうんざりしたからです。

亀頭包皮炎というのは包皮と亀頭の間にカビ・雑菌がたまり炎症を起こすというもので、基本痛痒いです。包皮がひび割れみたいに出血し、雑菌やカビが原因なのでそれらをやっつけない限り自然治癒はないそうです。私もそう思います。

ただなんとなく痛痒くなったレベルの時はお風呂でキレイに洗って数日して治ったこともあったと思います。しかしまた後日、本格的に包皮にひび割れができるときがあり、症状が進んで血のにじみが出て下着を汚す段階になったところでひとりで隠せる段階ではないと観念し、妻に打ち明けました。洗濯やらで気付かれる前に言ってしまおうと思ったからです。

妻にモノを見せたところ「うわっ」と声をあげ、これはとにかく診せた方がいいと言われました。言われましたがなに科にかかればいいのかもわかりません。とにかくシモのことは他人に言いにくいのです、恥ずかしいのです。介護職で10年以上も入浴介助やらオムツ交換やらをやって来ましたが、恥ずかしいものは恥ずかしいのです。

私は高血圧もあり毎月内科に通院しているのですが、妻のつぎにそのかかりつけ医に相談し横のつながりで間違いのない泌尿器科を紹介してもらい、早速受診し薬を処方してもらったところ、ものの2日ほどで痛み痒みがなくなり、あっという間に赤みも引いて完治しました。入浴時に薬用の石鹸で患部を洗って菌・カビの数を減らし、軟膏で菌を殺すという作戦が当たりそのときは完治しましたが、やはり適切な治療を早めに受けることは大切だということを痛感した一方で、シモのことで受診するのは恥ずかしく、その恥ずかしさが受診を遅らせることはあるのだと思いました。

今回はじめに相談したのは妻でしたが、痛み痒み出血がなければ妻にさえ内緒で済ませたかったですし、その次のステップである信頼するかかりつけ医に打ち明けるのでさえ同性同年代とはいえ恥ずかしかったです。泌尿器科なんて行ったこともなかったですし、喜んでいく人なんていないでしょう。たまたま相談できる妻とかかりつけ医がそばにおり、紹介先の泌尿器の先生の指示が適切だったため治療が短期間で終わったのはラッキーだっただけです。

実際その後2年に一度くらいのペースで亀頭包皮炎を繰り返し、その度に泌尿器科に通い、治療を受けることになりました。使う軟膏も菌やカビの種類によって効く・効かないがあり長引くこともありました。

尿の中の栄養が亀頭についた菌やカビを増やして炎症を起こすことが主な原因だそうです。亀頭包皮炎は包茎の人に多く、排尿時に包皮をむいて排尿し、終わったらペーパーで拭くことである程度は防げるとのことで実践していたのですが、なかなかうまくいきません。

今46歳で既に結婚しているので、自分さえ我慢すればパートナーに迷惑もかけないだろうとも思いましたが、今後おじいさんになっても悩み続けるよりは時間のある今のうちに根本的に対処してしまおうということにし、手術の予約をしました。