休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

体のことを見直してみたよ(シモ2)

最初の受診は7月でしたが、手術の予約はもう既にいっぱいで最短で10月2日でした。

いつもの泌尿器科では手術はしていないとのことで、さらに紹介を受けたクリニックで手術を受けることになりました。費用は11万円を現金で。術前・術後の処置も込み込みの自費治療とのことでした。真性包茎の場合は保険適用ですが、仮性包茎の場合は自費とのことでした。手術当日は13時30分集合の指示だったのですが、外来が多く時間が押して15時ごろから始まり18時ごろに終わりました。

下だけ全部脱いで看護師のおばさんがバリカンで剃毛してくれ、医師が入室して仙骨部に麻酔の注射を打ちました。仰臥位になり私の下半身が見えないようつい立てを置いてくれたあとは下半身は見えませんでしたが、陰部周辺に追加の麻酔を打っているようでした。それから「じゃあはじめますね」の医師の言葉のあとしばらくは感覚もなく私は目をつぶっているだけで、陰茎をいろいろされているんだろうなあという感覚でした。麻酔ってこんなにすぐ効くんだすごいなあと思っていましたが1時間くらいでだんだん痛みが戻ってきました。皮の切除は終わっているようでしたがその後の縫合の段階で、針を皮膚に通す時のチクチクが感じるようになって来たのです。だんだんチクチクだけではなく陰茎の切ったところの痛みも戻ってきました。

皮膚を切ったのだから痛いのは当たり前ですが、これは我慢することではないと思ったので「痛いです」と申告すると麻酔を追加してくれたようでした。再び麻酔が効くまでのあいだ、「ああこれは割礼だなあ」「この痛みを乗り越えて、この歳になってやっと大人になるんだなあ」とか考えながら脂汗をかいて痛みに耐えていました。麻酔が効き再び縫合がチクチク始まりました。麻酔を追加したとはいえ痛みはゼロではなく針を入れるチクチクは感じました。麻酔を強くするとむくみが出て縫えなくなるからあと10分だけ我慢できる?とのことだったので我慢すると返事をしました。目隠しされての拷問シーンを映画などでみますが、あれがなぜ苦痛なのかというといつ終わるのかがわからないからで、あと10分とか我慢すべき時間がわかっていれさえすれば人間はなんとか耐えられるものだとその時初めて知りました。

幸い予告の10分を待つことなく「はい終わりました」と声がかかり、ようやく手術が終わりました。しばらく陰茎の根本を圧迫して止血され陰部洗浄され(初めてされました)つい立てが外され体を起こし、自分の陰茎を見ると赤黒く内出血をしているような色でした。今まで皮がかぶっていたところがぷるんと出ていました。思ったより小さくてがっかりしましたが、ああこれが現実なんだなとも思いました。切った後の今まで長年お世話になった皮を見たいとも思いましたが、もう処理されてどこかに行ってしまったようでした。

これから1週間、切り傷跡を1日一回消毒をして、軟膏をぬり、包帯を巻いてテープで止めるやり方を教えてもらい、起き上がって身支度をするように言われました。衣類を整えて歩いて診察室を出ると急に尿意がおそってきたので急いでトイレに行きました。

包帯でぐるぐる巻きの陰茎をズボンのチャックから出し便器に向けて排尿すると、左前方に尿が飛びました。同時にポタポタと血液が出たので驚きましたが、皮膚を切っているのであたり前だよなあと思い、服を汚さないようにうまく拭いてからズボンにしまいました。こういうこともあろうかと男性用の尿取りパッドを下着の内側に貼っておいて本当に良かったです。これがなかったら下着からズボンから血が染み込んで帰りの電車は乗れなかったでしょう。

診察室に呼ばれ、1週間後に術後の様子を診せに来るよう予約をとり、処置用のガーゼやら軟膏やらと抗生物質と痛み止めをもらい、その日は終了になりました。

今まで皮がかぶっていた亀頭が外に出たので、一歩踏み出すたびに下着にこすれ亀頭がこそばゆい感覚になりましたが、こんなもんだよなあと平気なふりをして電車で帰りました。

自宅に帰り妻に終わったことを伝えましたが「そう」とだけ言われ、見る?と聞くと笑っていや、いい、とのことでした。

出血は続き、帰りの駅のトイレでもポタポタ血がしたたり、家のトイレでもガーゼが赤く染まるほどポタポタは続きました。これが明日も続くようなら病院に連絡しようと思い、ポタポタを流せるよう浴室でガーゼを外し、消毒し、軟膏を塗ってガーゼを交換し、抗生物質と痛み止めを飲んでその日は寝ました。

痛みで起きることもなく朝を迎え、トイレでは出血はあるもののポタポタほどではなく、でも出血はあるのでまた浴室でガーゼ交換を行いました。

生活はいつも通りで良い、お酒もシャワーもいつも通りでも良いとの医師の指示でしたがしばらくは全くそんな気は起きず、痛くて仕方ないので痛み止めを3・4時間おきに飲み、同時に血染めのガーゼを交換するようなそんな2日目でした。食欲もなく性欲なんて起きるわけもなく、毎日飲んでたビールも飲む発想さえ湧かず、そんな2日目でした。

3日目の朝あたりからようやく目立つ出血はおさまってきて、ガーゼに赤みがつく程度になりました。それでも食事と同じような間隔でガーゼ交換・痛み止めを飲む感じで、ようやく衣類を汚す心配がなくなってきました。

4・5日目は朝立ちも起きるようになり、さすがにその時は糸が入っているせいか痛みを感じますが、なんとか日常に戻ってきた感じがしています。ようやく明日、術後の診察ですが多分順調なので、帰りに飲みに行こうかと思うくらい気持ちが上向いてきています。

本当にこの休職の時期じゃなかったらできなかった決断だったと思いますし、この先の人生で亀頭包皮炎の心配を減らせたことは本当に心が穏やかになりました。また男としての何か大切なものを取り戻すことができたらいいなと思っています。