休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

休職中の生活について

今日は10月12日ですね。

6月12日から休職に入ってちょうど4ヶ月がすぎました。一年の1/3っていうとすごい時間です。

それだけ働かなくても傷病手当金が毎月20万円くらい出るので飢えることはなく生活できます。今まで健康保険料を給与からコツコツ天引きされていたからこその恩恵です。しかも来週は沖縄に旅行にも行っちゃいます。頭狂ってますよね休職中なのに。でも行きます。行かないと狂っちゃうから。生きるために旅は必要だからです僕にとって。

8月くらいまでは引きこもりみたいな生活でした。コロナ禍も東京の感染者数が5000を超えたりして、2週に一度の心療内科の受診以外、外にも出かけられないし出かける気にもならなかったし、本当にぐうたらしてました。8月に入った頃からいろいろ昔好きだったことを引っ張りだして、人生の棚卸をしていました。そこで高校くらいから青春18きっぷで旅行してたことを思い出して、めっちゃ久しぶりに青春18きっぷを買って旅に出ました。

このブログで書いたとおりでしたが、やっぱり青春18きっぷの旅は青春そのもので、当時ボロボロだった米原や大垣の駅舎がめっちゃキレイになってたりして、車両も車両についてるトイレもめっちゃキレイになってたりして、育った大阪もただの通過点になってたりして、人生の時間の経過を感じずにはいられませんでした。

時間の経過といえばひとことで終わっちゃうんですが、その時間が過ぎたことを確認し楽しむという作業を、旅することでできたので楽しかったのです。以前訪れた時があったから、その時との違いを楽しむことができて楽しかったのです。

それはその場所が変わったというのもあるし、自分が変わったというのもあります。建物が建て替えられてきれいになったなあ、あったはずの店がなくなったなあ、自分の食べる量が変わったなあ、行きたいと思う場所が変わったなあとか。

以前と今とを比べられるということは幸せなことだと思います。以前もその場所に来れたし、今回も来れたということだからです。旅行なんてなかなか行けないことだし、年に一度行けるかどうかという人もいっぱいいるでしょう。

歳を重ねたら旅行ができなくなる日も来るでしょう。フィジカル的に歩けなくなったり、食べる量が減ったり、食べられなくなったり。社会的にはみどりの窓口も減って、銀行の窓口も統合されて、オンラインで操作の仕方がわからなくて切符さえ買えなくなったり。いつかそんな日が来る前に、もちろん時代についていくための努力は続けますが、とにかく後悔しないようにいろいろ行ってみたいと思っています。

今は休職中で、人生の中でも割と時間は自由に調整できる時期であり、コロナ禍でも感染者数が減ってきて移動に罪悪感も感じずにできる時期なので、このチャンスに旅行に行ってこようと思います。また感染者数が増えてきたら楽しむための移動なんてできないでしょう。

Gotoトラベルもまた始まるでしょう。どうしても海に入りたいので、それを待たずに行くことにしました。休業中なのに旅行ができる自分は本当に幸せだと思っています。もうしばらく海外旅行なんてできないでしょうから、それに備えて貯めていたマイルやホテルポイントを全部吐き出して大好きな旅行に行ってきます。僕にとって人生は旅であり、旅は人生なのです。