休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

おともdeマイル

おともdeマイルって知っていますか?

日本航空JAL)の飛行機の料金プランのひとつです。日本航空のポイントプログラムである「マイル」を10000マイル持っている人と一緒に飛行機で旅行する場合に、その一緒に旅行する人の運賃がめだいたい3分の1に割り引かれる、という神サービスでした。それが2023年4月の廃止が決まったのです。

マイルは乗った飛行機の飛行距離に応じて与えられるのが原則ですが、飛行機に乗らなくても航空会社が発行するクレジットカードを使うと、だいたい100円につき1マイルもらえるのが相場で、JALだけでなくANAや世界中の飛行機会社も似たようなマイレージサービスを展開しているようです。要は顧客の囲い込みですね。

私もそんなに飛行機は乗りませんがマイルは欲しいので、毎月必ず支払う電気・ガス・水道・通信費をJALのクレジットカードで支払うこととし、さらにJALは上下一親等だけ合算してくれるので、両親にも同じように支払い設定をしてもらい、我が家と実家と二世帯で自動的にマイルがたまるような仕組みにすると、2年くらいで10000マイルたまるので、それで家族旅行に出かけたりしていました。

マイル集めのきっかけは25年前の私の就職活動のときに、当時住んでいた大阪から東京にわりと頻繁に行き来するようになり、そのときに「マイル」なるものの存在を知り、貯め方を考え始めたのです。

今年(2022)は9月27日~30日でヨメとふたりで沖縄に行ってきました。夏休みのピークを過ぎていましたが、その時期で羽田~那覇の普通運賃でだいたい片道48000円くらいでした。普通運賃なら飛行機代だけで二人で48000*4になりますが、おともdeマイル割引をつかうと、わたしが往復10000マイル、ヨメがだいたい片道15000くらいに割り引かれます。ふたりぶんの往復飛行機代が10000マイルと約15000*2まで抑えられるのです。

そんなおともdeマイルを25年間使い倒してきた我が家ですが、とうとうこのコロナ禍で航空会社の収益が悪化したせいか、おともdeマイルの廃止が決まってしまいました。Yahoo!ニュースにもどこにも載りませんでしたが、ただただ呆然としました。

同時に介護帰省割と障碍者割も廃止だそうです。障碍者割のほうは名前を変えて新料金体系に組み込まれるようです。

おともdeマイルの廃止はもっと話題になるかと思いましたが全然話題になりませんでした。そもそもおとく過ぎる制度でした。我が家はほとんどヨメとふたり移動でしたが、4人家族ならとんでもない破壊力だったでしょう。まるで「マイルdeおとく」です。

ほんとうにおともdeマイルにはお世話になりました。これからはANAの「いっしょにマイル割」に完全に乗り換えるのでこれっぽっちも困りません。でもこれも時間の問題でしょうけどね。