休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

とにかくやってみる

大阪に3泊4日で帰ってきました。

私は大阪出身で、今は東京に住んでいて、親も東京に移ってきてしまったので、大阪には帰る用事も無くなったのですが、たまにこうやって同窓会に呼ばれたりして戻ることがあるのです。予定が決まった先月の時点でヨメに「20日から大阪に戻るよ」と申告すると、「じゃあ私も行くよ」とのことだったので、一緒に帰阪することになりました。

ヨメと一緒に大阪に戻るなんて恐らく結婚前以来でしたし、これからもあるかわからないので、ホテルは西梅田の良いホテルを奮発しました。

私の高校は肥後橋にあり、阪急梅田から西梅田まで歩き、四つ橋線一駅分の電車賃をケチって西梅田から肥後橋まで歩いていたので、その西梅田の良いホテルのそばの歩道が通学路でした。当時はそれが高級ホテルだなんて認識してなかったと思いますし、認識してなかったので憧れとかの感情もありませんでした。今回は梅田の地理に明るくないヨメ連れということでわかりやすい位置に泊まりたかったのと、やはり一生に一度くらいはそのホテルに泊まりたかったのです。

結果としては駅からフロントまでの動線もわかりにくかったですし、朝食も部屋もそこそこでしたし、スタッフも人数はいるのにチグハグな動きで、同じホテルグループの他ホテルと比べてもなんだかなあという印象でした。しかしそのホテルに泊まったことがある、というのが私にとって大切だったのです。

大阪滞在中は大学卒業まで府民であったにも関わらず一度も行ったことのなかった吉本新喜劇に行ったりなじみの焼き鳥屋に行ったり夫婦旅行を楽しみました。夜は別行動で、私は同窓会に行き、ヨメは地元の友達に会いに行き、それぞれそれなりに充実した時間を過ごしました。

ヨメはネコが留守番をしているので2泊で東京に戻ったので、私は1人の夜を楽しもうとあれこれ画策していたのですが、同窓会のあとキャバクラで朝まで飲み明かしてしまったので最終日を楽しむどころではなくふらふらの頭でタクシーで伊丹空港にたどり着きました。

今回はヨメは往復新幹線で、私は帰りだけマイルを使って飛行機で帰ることにし、帰りの飛行機をファーストクラスにしてみました。保安検査も一般客とは別で、入ったことのない良いほうのラウンジの通されました。そこはとても静かな落ち着いた空間で、マッサージチェア、シャワー、ビールにおつまみとカードラウンジとは設備はフードが違いましたが、上級ラウンジにそれほどのサプライズはありませんでした。

機内への案内も一番先でしたし、CAさんも私を名前で呼んでくれたり上着を預かってくれたり、国内線なのに懐石料理のような機内食が出たり、ひとつひとつのサービスは素晴らしかったです。でもそれだけかな。一時期上級会員に憧れましたが、やはりあれは仕事で会社のお金で頻繁に飛行機を利用するひと用のサービスであり、わざわざマイル修行をするほどの価値は感じられませんでした。自腹で乗るなら、値段から見てもクラスJくらいがちょうど良いと思いました。

西梅田の高級ホテルも、飛行機のファーストクラスも利用してみて初めて気づくことがたくさんありました。やっぱりとにかくやってみる、よかったら続ける、合わなかったら次に行く、っていろんなことに当てはまるなあ、と日常に戻ってきていつものスタバで書いていますよ。