休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

親の断捨離について

11月13日

私の父は81歳で要介護1だが、杖で歩け食べられ喋れ1人で排泄できる。5年ほど前に脳梗塞を起こしたがその後再発はせず、右足に軽い麻痺があるも杖歩行できている。戸建の二階に寝室があり階段の手すりを使って昇降しているが、階段からの滑り落ちが危惧されるようになってきたので、介護ベッドをリビングに置くことになった。そのためにリビングの片付けをすることになったのだ。父はビオラ奏者だったので、その楽譜、スコア、カセットテープなど。50年かけて積み上げてきたものを処分することになった。この世で作り上げたものを次のステージには持っていけないため、その準備の作業だろう。今朝実家に行くと母と2人で片付けたのだろう燃えないゴミのふくろが玄関先においてあった。

母と二人どんな顔をしてどんな気持ちで片付け作業をしたのかは知る由もないが、遺品整理業者ではなく自分で片付けができることは幸せなことだと思う。

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父と苦楽を共にした譜面台とカセットテープたち。