休職中ケアマネのゆるい暮らし

46歳男性既婚ケアマネがいろいろあって適応障害の診断を受けて仕事を休んで家にいる日常を綴ります。男性でそこそこがんばってきて、そこそこの年齢で、いったん立ち止まった人と共感できればいいなと思います。

心療内科のデイケアに行き始めたよ

9月21日

デイケアに行き初めてようやく1ヶ月になりました。定期的に通ってリズムを掴もうと思ったので、毎週火曜午後のヨガのプログラムに登録したのです。メンバー固定なのでなかなか休みにくいという適度なプレッシャーがあってまあまあ継続して通えるようになって来ました。13時スタートなので12時6分のバスに乗り、デイ最寄りバス停に12時25分ごろに着き、セブンでアールグレイを買って、デイに着いて12時40分ごろです。知っている顔があればちょっと話しかけてみたり、あ、僕にもようやくおなじみさんというか話しかける相手ができました。ヨガ自体はこれでけっこう本格的で、デイフロアの椅子机を片付けてブロックマットを並べた上にヨガマットを敷くので準備に結構な手間と時間がかかり30分くらいかかります。それがめんどくさくていやでいやで休んだこともあったのですが、その準備と後片付けと掃除も社会復帰への訓練かと思うようになりました。

メンバーは10人前後でちらほら休んだりする人もいるみたいです。ヨガ自体はきついポーズとかを取るのではなく基本あぐらで、左右に揺れたりゆっくり体を回したり、呼吸に重点を置いたかんじのいい意味でゆるいヨガで楽です。1時間半くらいやって3時前くらいで終わりです。終わったあとはマット系を片付けて掃除なのですが、片付けや掃除は動ける人動きたくない人は机に突っ伏していることもありますがそれを責めたりすることもなく、できる人ができることをやるという感じが学校とかと違うところですかね。

ぼくはトイレ掃除とかが好きなので流せるシートで便器や床や洗面を拭いたりすることが多いです。人手は多いのでその間にみんながマット類の片付けをしてくれていることが多いです。終わったあとは帰りの会てきなやつで、ひとりひとりその日やったことをひと言ふたこと発表して、その日は帰ることになります。

全て終わってロッカーからカバンを出し、椅子に座って帰りのバスを調べているとなかなか帰ろうとしない人の会話が聞こえて来ました。「家に帰ってもひとりだし、疲れちゃいますよねえ」「ここに来ても疲れるし、家にいても疲れるし・・・ははは」と。

とてもわかる気がしました。自分はたまたま一緒にいる家族がいるけれど1人で暮らしている人なんていっぱいいるだろうし、もっというと状態が悪すぎて心療内科に受診するために家を出ることもできない人もいるだろうし、心療内科に受診はなんとか来れてもデイケアなんてハードル高すぎるよと思っている人もいるだろうと。自分や自分の家族もかつてはそうだったので、とてもよくわかりました。うちも離婚しかけたこともあったし、たまたま今が安定しかけているだけであって、本当にひとりじゃないのはたまたまだなあと思いました。デイケアに来られている人はそれだけでもがいている人たちで、自分もそのひとりなんだと思いました。結局ちょうどいい時間のバスはなくトボトボと駅まで歩いて帰りましたとさ。